入社を決めた理由

宮城県での東日本大震災の経験から「防災」の重要性を強く感じ、人命と財産を守ることに大きく貢献のできる日本ドライケミカルに入社を決めました。もともと人と接することが好きだったこともあり、前職から経験していた営業職として入社しました。消防設備はかなり専門的な知識や技術が必要となるため、同じ営業職であっても異業界から来た私にとっては製品を理解することも難しく、入社直後は苦労の連続でした。建築のこと、消防設備のことを、資格取得や営業活動、現場・現物の確認などを通じて理解する努力を続け、今も勉強の日々です。

担当業務の内容

営業担当として、関東エリアを中心とした担当地区の販売代理店様のサポートをしています。
当社には35年以上の歴史を持ち、260以上もの代理店から構成される「エクスチン会」と呼ばれる全国的な組織があります。この組織が当社の製品販売を力強く後押ししてくれます。
近年、当社は「総合防災企業」体制を確立し、年々取り扱う製品が増え、私たち営業担当者もお客様からの様々なニーズに対応することが求められています。
今まで担当していない機器や設備も扱うようになり、お客様からの要望を当社の設計部門や工事部門に繋げるため、今までより一層、お客様とのコミュニケーションが求められていると感じます。
大変さもある一方、私自身の知識や経験の幅も広がっていると実感しています。

職場の雰囲気や社風

当社の１番の魅力は、人間関係の良さではないでしょうか。
数年前に自動火災報知設備の老舗メーカーと経営統合をし、防災のあらゆるニーズに応える「総合防災企業」体制になりました。私の部署は統合に伴い、大きな部署編成がありました。統合直後こそ企業文化の違いなど、メンバー間に壁のようなものを感じることもありましたが、今は部全体で協力しあう雰囲気ができあがり、お互いの出身会社での担当設備をそれぞれ教え合うような部署になりました。
社員同士がとても仲が良く、部署内でのゴルフは月１回ペースでしています。会社というよりは家族というような雰囲気を感じますね。

仕事に活きる知識・経験・性格

私は学生時代に工業系のデザインを学んでおり、今の仕事にも間接的に活かされています。
消防設備のうち、主に自動火災報知設備は電気系、消火設備は機械系の知識が必要となりますが、工学の勉強をしていたため、比較的製品には接しやすく感じています。
また、消防設備は社会インフラの一環として世の中に数多く存在しており、人命・財産を守ることを目的としています。「デザインは社会の役に立つコトをつくるもの」という考え方もでき、私の仕事は間接的に社会をデザインしていると感じております。
お客様は消防設備の全てを扱っているため、よりお客様の要望に応えるためには、自分自身のレベルアップは必要です。専門的、技術的な知識はまだまだ勉強を継続していきます。