NDC日本ドライケミカル株式会社

採用情報

入社を決めた理由

昔から消防車輌などの特殊車輌や、クレーン車、ショベルカーといった重機が好きだったこともあり、大学では機械工学を学ぶ道に進みました。就職活動では特殊車輌や重機の製造に携わることができる仕事を中心に見ており、多くの特殊車輌が活躍する「防災」の分野にも興味を持つようになりました。そうした中で日本ドライケミカルに出会い、面接でも消防車輌の製造に携わりたいという想いを伝え、入社を決めました。入社以来今の部署で、消防車輌の設計に携わることができており、希望通りの仕事ができています。

担当業務の内容

消防車輌の設計業務が主体です。私の所属する車輌技術課は10名程度のメンバーがおり、その中で私は年間7、8台の消防車輌の設計を担当しています。消防車輌には、消防ポンプ車、水槽付消防車、化学消防車、粉末専用車などいろいろな種類があります。同じ種類の消防車でも、お客様の要求事項はそれぞれ皆違います。消防署や民間の電力会社などのお客様は、実際に使用する場面を想定し、用途に応じた注文をします。消火設備の配置位置や消火活動に使用する機材の設置有無なども、仕様書に細かく注文があるため、その仕様に沿ってポンプや配管、水槽などのレイアウトを検討し、「艤装図」という消防車輌の設計図をCADシステムを使用しながら、一台一台オーダーメイドで設計をしています。
お客様の要望どおりに艤装図を作成するのは非常に難しいのですが、私の設計した消防車輌が専門雑誌で紹介された時には、非常に嬉しかったですね。

職場の雰囲気や社風

普段はそれぞれが個人で仕事をすることが多いのですが、設計のことなど難題があれば集まって協力し合っています。設計段階で検討を重ねて艤装図を作成しても、製造段階になって初めて分かる部品のズレや、製造上の問題が生じることがあります。そのような場合、私が普段業務を行う設計室と消防車を製造している建物は隣接しているので、すぐに製造現場に行くようにしています。その場で問題箇所の検証を行い、必要があれば艤装図の修正を行います。納期もあるため、いかに修正幅を小さくできるかも重要です。構造に悩んだ時は実物を目の前にして、製造課のベテランスタッフからアドバイスをもらっています。

仕事に活きる知識・経験・性格

大学で学んだ知識は、今の業務にも大いに役立っています。
例えば、消防車輌のボディと言われる荷台部分や、積載する配管、水槽などの設計は3D CADで行っていますが、大学では3D CADを使用する機会が多かったため、業務で使っているCADの扱いにもすぐに慣れることができました。
また、フリーハンドの投影図の描き方も、大学で学んだ基礎が今の業務にも活かされています。消防車に積載する機材や装置は顧客ごとに異なるので、それらの固定方法や構造は投影図を描いて製造部門や営業部門とイメージを共有しています。
ほとんどの知識は実務の中で学んでいくことができますが、強度計算や材料力学など、大学でも仕事で役立ちそうな授業はあったので、今思えばもっと履修しておけばよかったなぁと思いますね。

一覧に戻る
エントリー

トップページ > 採用情報 >先輩社員の声

  • 消火器の廃棄について
  • 消火器の取扱説明書
  • 人名と資産を守る環境に優しいIG541
  • NDC消火器アルミシリーズ
  • くらしにプラス住宅用消火器
  • 超高感度煙検知システム
  • 防災設備のリニューアルを行いませんか?
  • Fun to Share
  • NDC電子公告
  • 二酸化炭素消火設備の法令改正について

top