二酸化炭素消火設備

全域放出方式

不燃材料で構成された床、壁および天井(又は屋根)によって形成された密閉性を確保した区画に適用される方式です。区画内に消火薬剤を均等に放出し、防護空間全体に行き渡らせることで火災を消火します。なお、薬剤放出前の人員避難を確保するための放送設備・警報設備のほか、換気設備の停止装置、開口部の自動閉鎖装置、立入り防止のための標識および放出表示灯の設置が必要です。

二酸化炭素消火設備の基本構成

局所放出方式

危険物取扱設備や各種生産設備など、隔壁・囲いがない特定の防護対象物に適用される方式です。防護対象物に向けて消火薬剤を直接放射し、対象物およびその周囲を包含することで火災を消火します。対象物の形状に応じて「体積方式」と「面積方式」の設計基準があり、消火効果を確保するため、死角が生じないよう適切にノズルを配置します。

体積方式

対象物の表面積を容易に算出することができない圧延機などの立体的な対象物に対しては、その体積を基準とします。

面積方式

主に水平な表面を持った対象物、または焼入槽のように低い平らな対象物に対しては、その面積を基準とします。

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