ハロン1301消火設備
迅速な消火性能と
優れた安全性を
備えた消火薬剤
オゾン層保護の観点から 1994 年にハロン 1301 の生産が全廃されましたが、現在も回収・再生された薬剤が既設設備で再利用されています。 また、 クリティカルユース (必要不可欠な分野における使用) として認められた用途では使用が認められており、 美術館、 図書館、 駐車場、 電気室など、 薬剤による汚損を避けたい施設で広く採用されています。
ハロン 1301 は、 揮発性の高いハロゲン化物の消火剤です。 燃焼中の可燃物に放射されると速やかに気化し、 燃焼物から空気を遮断するとともに燃焼の連鎖反応を停止させる負触媒効果により、 短時間で優れた消火性能を発揮します。また、 無色 ・ 無臭で毒性が少なく、 精密機器や収蔵品への影響が少ない消火剤です。

製品特長
火災を確実に抑え、
重要な資産を守る消火ガス
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優れた消火性能
放射後すみやかに気化し、 燃焼の連鎖反応を抑制することで、 高い消火能力を発揮します。
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設備内部まで行き渡る
気体状の消火薬剤であるため、 機器内部や設備の隙間などにも容易に浸透します。目に見えない箇所の火源にも薬剤が行き渡り、 確実な消火を実現します。
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電気火災に最適
気化冷却による霜・結露の発生や、有毒な熱分解生成物による腐食がないため、電子機器・精密機械などに損害を与えません。
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寒冷地でも
安定した性能を発揮化学的に安定したガス系消火薬剤であり、凍結の心配がありません。 そのため、 低温環境や寒冷地に設置された施設でも安定した性能を発揮し、 年間を通じて安心して利用できます。
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設備 ・ 資産にやさしい
無色 ・ 無臭で毒性が少なく、 消火後の清掃や復旧作業の負担を軽減できます。 精密機器、 サーバー設備、 美術品、 文書などの重要資産を汚損しにくく、 資産価値の保全に適した消火薬剤です。
消火システム基本構成
ハロン1301が
設置できる用途例
| 使用用途の 種類 |
用途例 | |
|---|---|---|
| 通信機 関係等 |
通信機室等 | 通信機械室、無線機室、電話交換室、磁気ディスク室、電算機室、サーバ室、信号機器室、電話局切替室、通信機調整室、データプリント室、補機開閉室、電気室 (重要インフラの通信機器室等に付属するもの) |
| 放送室等 | TV中継室、 リモートセンター、スタジオ、照明制御室、音響機器室、調整室、モニター室、放送機材室 | |
| 制御室等 | 電力制御室、操作室、制御室、管制室、防災センター、動力計器室 | |
| 発電機室等 | 発電機室、変圧器、冷凍庫、冷蔵庫、電池室、配電盤室、電源室 | |
| ケーブル室等 | 電力制御室、操作室、制御室、管制室、防災センター、動力計器室 | |
| フィルム保管庫 | 共同溝、局内マンホール、地下ピット、EPS | |
| 危険物施設の計器室等 | 危険物施設の計器室 | |
| 歴史的 遺産等 |
美術品展示室等 | 重要文化財、美術品保管庫、展覧室、展示室 |
| その他 | 加工・作業室等 | 輪転機が存する印刷室 |
| 危険物 関係 |
貯蔵所 | 危険物製造所、屋内貯蔵所、燃料室、油庫 |
| 塗料等取扱所等 | 充填室、塗料保管庫、切削油回収室、塗装室 | |
| 危険物消費等取扱所 | ボイラー室、焼却炉、燃料ポンプ室、燃料小出室、暖房機械室、蒸気タービン室、ガスタービン室、鋳造場、乾燥室 | |
| 油圧装置取扱所 | 油圧調整室 | |
| タンク本体 | タンク本体、屋内タンク貯蔵所、屋内タンク室、地下タンクピット、集中給油設備、製造所タンク、インクタンク、オイルタンク | |
| 浮屋根式タンク | 浮屋根式タンクの浮屋根シール部分 | |
| LPガス付臭室 | 都市ガス、LPGの付臭室 | |
| 駐車場 | 自転車等修理場 | 自動車修理場、自動車研究所、格納庫 |
| 駐車場等 | 自走式駐車場、機械式駐車場、スロープ、車庫 | |
| その他 | 機械室等 | エレベータ機械室、空調機械室、受水槽ポンプ室 |
| 暖房室等 | 暖房室 | |
| 加工、作業室等 | 光学系組立室、漆工室、金工室、発送室、梱包室、印刷室、トレーサ室、工作機械室、製造設備、溶接ライン、エッチングルーム、裁断室 | |
| 研究試験室等 | 試験室、技師室、研究室、開発室、分析室、実験室、計測室、細菌室、電波暗室、病理室、洗浄室、放射線室 | |
| 倉庫等 | 倉庫、梱包倉庫、収納庫、保冷庫、トランクルーム、紙庫、廃棄物庫 | |
| 書庫等 | 書庫、資料室、文書庫、図書館、カルテ室 | |
| 貴重品等 | 金庫室、宝石、毛皮、貴金属販売室 | |
| その他 | 事務室、応接室、会議室、食堂、飲食室 |
※■のうち、人が頻繁に出入りし又は常駐するもの、若しくは他に適する消火設備がない場合に限り設置が認められる。
ハロンの回収・再生
ハロン容器などを防火対象物から撤去する際は、撤去予定日の10日前までに所轄消防署および消防環境ネットワークへの届出が必要となります。詳細につきましては、当社までお問い合わせください。また、当社千葉工場には、回収したハロン1301の再利用を目的とした株式会社イナートガスセンターを併設しております。工場内において、ハロン1301の回収・再生・充填までを一貫して行うことができるため、迅速かつ確実な対応が可能です。


イナートガスセンター(当社千葉工場内)