泡消火設備は、消防法等の技術基準に基づいて設置され、駐車場、自動車整備工場、航空機格納庫、準危険物、特殊可燃物の貯蔵、取扱所などの防護に用いられています。 弊社は、消火システムの基本設計から泡消火薬剤の研究・開発、製造、構成機器の製作、現地施工、引き渡しに至るまで、一貫したトータルシステムと防災技術のノウハウを提供し、多くのお客様の信頼をいただいています。
泡消火設備は、防護区画に配置された感知ヘッドの火災感知によって、一斉開放弁の作動、消火ポンプの起動、消火剤の放射を自動で行う消火システムです。 起動した消火ポンプより圧送される消火用水に3%の泡消火薬剤を混入させ、泡ヘッドによって大量の消火泡を発生させます。 この泡が燃焼物の表面を覆い、泡の中に含まれている水分による冷却効果と、被覆した泡層による窒息性、閉塞性の複合効果によって消火を行います。また、設置地域の条件で湿式と乾式の方式があります。