日本ドライケミカルは、1955年の創業以来、消火器から消火設備、消防自動車、そして自動火災報知設備の分野へと事業領域を拡大し続け、お客さまの防災にかかわるすべてのニーズにワンストップでお応えすることができる総合防災企業グループへと発展してまいりました。
当社グループは、各種防災設備の設計・施工、消火器及び消防自動車等の製造、そしてそれらのメンテナンスを通じて、世の中に高度な安心・安全を提供し、より良質な社会インフラを構築するという社会的使命を果たすべく、グループ一丸となって注力しております。
また、競合他社との差別化を図るため、アライアンスの強化および研究開発体制の強化を進め、2020年7月には、従来の消防機器とは全く異なる発想の、想定外の作為的な火災およびガソリン等の漏洩による火災を抑制するための火災抑制剤放射器「クイックスプラッシャー」を上市いたしました。
このほか、地球環境への負担を軽減する取り組みとして、世界的な化学物質の規制強化を先取りした各種消火薬剤の開発、そしてそれらを用いた防災製品・防災システムの開発を進めております。
当社グループは引き続き、火災報知から消火までをカバーする最強の防災プロフェッショナルとして、当社オンリーの防災システム・防災製品の創造を進め、お客さま視点に立った業界ナンバーワンの総合防災メーカー、エンジニアリングカンパニーへと飛躍してまいります。
ステークホルダーのみなさまにおかれましては、今後とも当社の発展にご期待いただき、引き続きご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2020年9月
代表取締役社長
遠山 榮一